グラフ表示温度計(2)の製作

前作に続き、今度は気温観測用にしてみました。1日、2日単位での温度変化を観測しやすいようサンプリング間隔を長めにし、温度表示範囲も-8℃から40℃にしました。

AVRマイコンは ATMEL ATMega64 http://reef.path.ne.jp/%7Ehero/pdf/MEGA64.PDF
開発環境 AVR Studio4.12 SP4 + WinAVR 20060421
ライターはavrezusb http://optimize.ath.cx/avr/writer.htm
温度センサは S8100B
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%B2%B9%C5%D9&s=score&p=1&r=1&page=#I-00113

マザー基板、液晶、AVRマイコン前作と同じですが、ピッチ変換基板は手持ちのもので安価なタイプを使ってみました。


ピッチ変換基板がやや大きく、間延びした感じがします。
AVRからは液晶に4本、LED表示に1本、モード入力に3本のI/O接続とA/Dコンバータ入力と電源を接続するのみで非常にシンプルに作れるのがAVRのいいところです。



変換基板の拡大です。見かけは汚いのですが、0.8mmピッチのはんだ付けは怖くなくなりました。 この基板は40ピンまで使えるというのが特徴ですが、その工夫が逆に使いにくい事になっています。64ピンは一番使いにくいでしょう。


中央に負電圧コンバータ  LTC1144CN8 を置いて液晶に必要な-12Vを作ります。


試運転中のグラフの例です。
見やすさを考えるとRTCをつけて横軸のスケールを時刻にしたいですが、かなり先の宿題ですね。



こちもご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/watayan/20070709/p1

民宿 陽喜