温度計を作ろう 1

AVRというワンチップマイコンを使ってなにかを作りたいという動機から最初のチャレンジは温度計になりました。 

AVRマイコンは ATMega88 http://reef.path.ne.jp/%7Ehero/pdf/MEGA88.PDF
開発環境 AVR Studio4.0 SP4 + WinAVR 20060421
ライターはavrezusb http://optimize.ath.cx/avr/writer.htm


左上に突き出しているのが温度センサです。このセンサは高精度3端子CMOS温度センサS8100Bという物で、-40〜+100℃の範囲で使用でき、30℃の時1.5Vで−8.0mV/℃勾配の電圧が出力されるのでAVRマイコン内臓のA/Dコンバータで数値化し、温度換算してBCDデコーダを介してLEDを点灯させます。

S8100B
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%B2%B9%C5%D9&s=score&p=1&r=1&page=#I-00113

電源のACアダプタは15Vの出力電圧で、セグメントあたり6個のLEDを点灯させる事ができます。


このLEDのスペックは14000mcdで定格電流を流すと非常に明るく、直視できないほどです。屋外の車道に向けて設置するため、夜間には攻撃的とも言える明るさとなり、近所迷惑でもありますので、CDSを付けて周辺の明るさに応じてLEDの明るさを制限することにしました。
真っ暗なところでのデュ-ティは約0.5%程度まで落ちますが十分認識できます。超高輝度LEDは高価ではありますが、省エネでもあると思います。

不完全ですが、回路図を載せます。

セグメントは1つのみで他は省略。マイナス用セグメントはトランジスタで別途ドライブしています。CDSの回路は含まれていません。


民宿 陽喜